母の死によって知ることになった借金の存在

もう15年近くなりますが母が突然の病気で亡くなりました。

家の財産を整理するために通帳を探していたわたしは財産と言ってもほとんど残っていないことが想像できていながらも、葬儀費用の足しくらいにはなるかもしれない思っていました。両親は離婚しており、母は生活保護で暮らしていたのです。普段から通帳を隠していた母でしたがどこにあるかだいたい検討はついていました。

案の定あっさり見つかり通張を覗いてみるたのですが、そこには思っていたくらいの残高しかありませんでした。しかしそれよりも気になったのは、一緒に保管してあった消費者金融のカードです。借金がなければそんなものがあるはずもなく、電話で問い合わせてみることにしました。

聞くところによると50万円ほどの借金を抱えていたようで、何年も前から毎月こつこつ返済し続けていたとのことです。そこで感じたことが、大人になったわたしになぜ少しも相談してくれないのかということでした。子供に頼りたくない親の気持ちは理解できます。返済を手伝ってくれとは言いにくいでしょう。ただ、金額もそれほどでもないのですし、借金を返済している事実くらい話せる親子関係でも良かったはずなのです。

すでに亡くなってしまった母に対してもやもやとした思いを感じました。わたしって何なんだろう。親子関係ってこんなに気薄なものなのかと。

母が死ぬまで借金に気づかなかったわたしは、母の死がさらに悲しくて悔いの残る事実となりました。

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